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発禁図書「神の生物的構造についての諸考察~大きなものの建築様式から」

はじめに:全ての建築物は、神様の偉大さを讃えるため、その大きな心を表すため巨大に絢爛に建築されており、神様の姿形は一切関係ない事を本考察の結論とする


目次
 要旨
 第1章
 第2章
 第3章
 総括

要旨
 本考察は神話と「大きなもの」のみでしか存在を確認できない「神様」について、その身体構造を「大きなもの」の建築様式から推察し、また今日における我々の建築様式と比較し神の姿形を考察することを目的とする。


第1章 「大きなもの」 大聖堂及び大階段から

 本章では「大きなもの」についての定義、また比較的身近な大聖堂・大階段から考察を進めることとする。

 「大きなもの」とは、神様の遺したとされる幾つかの建築物群あるいはデータ、特定の地域であり、特に建築物群は今日の我々の想像力では到底思いつかない様な構造をしているのが共通した特徴となっている。現在まで確認されているのは大聖堂、大階段、大思想、大鉄塔、大舞台、大壁、大雨、そして大穿の計8つである。
 このうち我々の生活に密着して使用されているのは、教区の中枢となる大聖堂、海中の自治区と繋がる大階段の2つである。
 大聖堂とは、第1大陸の大壁に沿うように建築された巨大な建築物である。現在では教会がその活動の拠点とし、民間に開放されるのは極僅かな区域のみである。解放エリアは巨大なステンドグラスを飾り立てた礼拝堂程度であり、しかし市民の憩いの場ともなっている。本考察では、入手・観察可能な資料として開放エリアである礼拝堂及び玄関付近の様式について触れていくこととする。
 大階段とは、第1大陸と海中自治区とを繋ぐ白亜の階段のことを指す。階段といっても、我々が使用しているような規模のものではなく、前述した大聖堂がすっぽり収まるような巨大さを有する。1段1段に我々が十分にくつろぎ、ともすれば居住も可能であるほどのスペースがある。海中は荒れた海流により、星見上げでも移動は困難を極めるが、大階段上では海流が穏やかとなり、それ故海上と海中を繋ぐ唯一の移動手段とも称される。海流が変化している理由は諸説あるが、本考察では特別取り上げない事とする。本考察では、秘密裏に入手した文献及び星見上げから聞きえた情報、また現地へ向かっての観察を行った。

 第1節 大聖堂
 礼拝堂へ足を踏み入れるには、扉を2つ潜る必要がある。すなわち、大聖堂の敷地を囲う鉄柵につけられた扉と、大聖堂の正面入り口の2つである。鉄柵の高さは我々の体長の15倍程度である。柵の間隔は広く、我々が隙間から入り込むことは極めて容易であるが、そのような行為を行ったという者を見たことは無い。扉は鉄格子で、専門化いわく大胆ながらも堂々とした装飾が施されている。左右には兵士の詰め所と見張りが配置され、不審者が入り込まないよう監視を行っている。大聖堂入り口は、扉だけでなくその周囲にも目もくらむような細やかな装飾が隙間なく施された造りになっている(装飾については、大聖堂全体に施されているのだが)。材質は非常に硬い木か金属と推測され、頑丈な造りであり、恐らく侵入者を防ぐためか内側に何重もの鍵の後が確認された。鍵は何れも破壊されており、侵入者が外側から力尽くで扉を押し切ったものと考えられる。礼拝堂内にも扉が幾つか確認され、入り口よりは比較的小さいものであったが、鉄格子の扉と同程度の大きさであった。
 この2つの扉について、共通点はその巨大さである。球状生体の平均体長は20cm前後であり、近年の一般的な住居に取り付けられた扉の高さは体長の2.5倍の50cm、高くても100cm程度である(Fig.1)。しかし、大聖堂における扉は少なくともその3倍、300cm程度となり、大聖堂入り口に関しては500cmの高さを誇る。このことから、「神様」の体長は150cm~大きくても200cmの範囲であることが推測される(Fg.2)。
 ここで問題となるのは「神様」の体の形である。今日我々の用いている扉の横幅は体長の2倍、40cm程度が一般的である。仮に神様が我々と同じ球状の生命体であった場合、横幅は150×2=300cmとなり、扉の形は正方形に近くなるはずである。しかし、大聖堂に取り付けられた扉の横幅は100cm~200cmであり、その形も我々の使用している扉と同じく縦長の長方形である。この事は神様の体は我々の球状とは異なるものであり、恐らく縦に長い構造であることが推測できる(Fig.2 右側)。


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Fig.1 一般住居における扉と体躯の比較

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Fig.2 礼拝堂入り口(左)と大聖堂鉄格子(右)スケッチ、及び神の造形予想図


 第2節 大階段







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